リサイクル事業部
“ STRONG MOBILITY ” 機動力のあるリサイクル事業部では、車の一部品である廃バンパーに目を向け、破砕粉砕、ペレット化することで形を変え再利用することを考えました。「豊かな社会への貢献」の経営理念に基づき、リサイクル製品であるオートマットの開発をはじめ、様々なプラスチック成形技術を活用し、リサイクル面でも有利な環境にやさしい未来を切り開いております。
従来の測定具では不可能であった架空点からの数値測定やCNCプログラムによる複数の製品の同時検査により検査にかかるリードタイムを大幅に短縮する事が可能になりました。
リサイクル事業部事例紹介/廃バンパーのリサイクル
協力会社毎に必要な調整・検査項目を設け、徹底した品質管理を行うことはもちろん、出来上がった製品に対して全数検査を実施しています。検査については、月平均3,000〜4,000個の製品検査を行っており、3次元測定機、表面粗さ・輪郭形状複合測定によって高精度な検査体制を確立しています。従来の測定具では不可能であった架空点からの数値測定やCNCプログラムによる複数の製品の同時検査により検査にかかるリードタイムを大幅に短縮する事が可能になりました。
Step1.廃バンパーの回収 | |||||
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修理交換された使用済み廃バンパーのリサイクルを回収のインフラづくりから手探りの状態でスタートし、全国ネットワークの構築を実現いたしました。
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全国各地の自動車修理工場や板金工場などの提携先から回収された廃バンパーは、衣浦事業所に集められ、順次リサイクルされていき ます。 |
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Step2.ペレットへのリサイクル | ||||
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全国から集まった廃バンパーは、粉砕機で細かく加工し、造粒機へと送られます。 | ウレタン素材などの異物が混入した粉砕材料でも本装置は連続的にペレット加工が可能です。 | 高機能な造粒機を完備していますので、成形安定性に優れた粒状のペレット生成が可能です。 |
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Step3.製品への加工と材料としての販売 | ||||
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廃バンパーから生成したペレットを素材にしてSPM成形、INJ成形、プレス成形等自社技術を用いて各種製品を製造しています。 | 自動車内装部品としてのリサイクルや自社開発製品の簡易路盤材の 「オートマット」を販売しています。 |
製品へのリサイクル・リユースのみならず、ペレットは製品としても販売し、お客様よりご好評をいただいております。 |